ZOZOGAMA 蔵々窯

『 寛ぐ時間 』許斐 良助 陶展

熊本伝統工芸館2F
10月8日―10月14日





〈企画展〉熊本地震から3年 熊本地震と文化財
【本館2階展示室第1、2室】

4月1日3から熊本県立美術館本館で熊本地震と文化財~くまもとの宝~が始まりました。
僕の作品も3年前の熊本地震で壊れてしまったので修復し美術館に納めていました。修復後の展覧会に出品しています。

 平成28年4月14日と同16日に発生した熊本地震により、県内各地では多くの人命や財産が失われました。あれから3年、表面的には街に活気が戻り、私たちの日常生活もずいぶん回復しているように思われます。ただ、実際には、被災された多くの方が生活再建にご苦労されており、熊本のシンボルというべき熊本城の復旧・復興などは道なかば。地震の爪あとは、いまも熊本の地に残り続けています。
 ところで、地震により被災したのは、建物や家財道具だけではありません。熊本の歴史や文化、芸術を示す貴重な歴史資料や美術工芸品も、大きなダメージを受けました。こうした貴重な文化財が失われていくのを、見過ごすわけにはいかない。そんな状況を受け、震災以来、県内の美術館・博物館や教育委員会、熊本史料ネット等は、それらの救済と修復を進めております。
 本展は、熊本地震3年目を迎えるにあたり、そういった被災文化財に目を向けるものです。東日本大震災以来、被災文化財の保全は「心の救済」に繋がるものとして、重視されています。大切な「くまもとの宝」を、未来へどうつなげていったらいいのか。考えてみようという展覧会です。

〈主催〉熊本県立美術館 熊本県教育委員会 熊本被災史料レスキューネットワーク
〈後援〉九州国立博物館 熊本県博物館ネットワークセンター 熊本市教育委員会(熊本市立熊本博物館)