天日塩、釜炊き塩、にがり通信販売「熊本天草・イルカの塩」

　五和町二江地域は古代より製塩が盛んでした。いにしえより塩造りに励んできた先人たち。ここを塩造りの地として選んだのは単なる偶然ではないはずです。

有明海には九州各県より多数の河川が注いでいます。豊かな森の栄養分により有明海の生態系としての多様性は他に類をみません。この海には生命の維持に必要な栄養素が豊富に存在しているともいえます。

　5mを超える干満の差は有明海の出入り口で早い海流を生みます。有明海と東シナ海をつなぐ狭まった海峡は早崎瀬戸と呼ばれ海流の速さは全国屈指。五和町は丁度この海峡の片方に位置します。まさに有明の海が「新陳代謝」するこの現場が古代の製塩地なのです。

　この豊かな海の栄養分と「新陳代謝する」海水を原料に先人たちが塩造りをはじめたと考えるとこの場所が選ばれたのは決して偶然ではないと思えてきます。

　天草五和町は古くから根づきのイルカが棲む海として有名です。豊かな海だからこそイルカが根づけます。近年､このイルカを観ようと全国よりたくさんの方がおいでになります。「イルカの塩」は豊かな海の象徴として、また親しみを持っていただけるようにイルカをネーミングしました。