タコ漁専門、タコのご用命は大福丸へ

  • メルマガ登録タコ壺漁をはじめて30年、親の代から数えると半世紀をゆうに越える間、タコとむきあってきました。このコーナーはある日の漁の様子をタコ壺漁日誌としてご紹介します。
  • 蛸壺漁は採算性が悪い。非効率だとして少数派となっておりますが資源保護の観点からとり過ぎず、傷つけずとタコにもやさしい漁法です。


蛸漁専門30年の経験と自信で美味しいタコお届けします



①出漁(午前6時)→

<`ヘ´>いざ、出港!タコちゃんマッテテネ~

タコ漁に出発

②到着!←(午前7時)→

1時間ほどかけて漁場に到着

タコ漁現場に到着

③蛸壺漁開始←(午前7時30)→

たくさん取れるかな

 漁場は八代海で天草(熊本県)と鹿児島県の間です。

 海上は比較的おだやかな状態が多く、産卵時期の漁禁止期間(9月半ば‐12月半ば)を除けばほとんど毎日出漁しております。
数日前に仕掛けておいた蛸壺を引き上げ、タコをとってゆきます。



【蛸壺漁の原理】
 タコは体を保護する固い殻などを持っておらず、身を守るため海底の沈み磯(岩場)の中に潜み、岩場から出てきては砂地などでイシガニや小魚、貝などを捕獲します。 しかし、隠れる場所の少ない砂地はタコにとっては危険地帯であり、マダイなどの餌になることも多く、危険回避の為の場所を見つけて隠れます。この習性を利用して蛸壺を仕掛け、捕獲する漁法です。
【蛸壺の歴史】
 兵庫県の明石が発祥の地といわれ、周辺の遺跡からも蛸壺が発見され、その歴史も弥生時代まで遡る。古墳時代後期以降になると瀬戸内海一円、九州北部にも散見されるようになる。
【年度別日本の供給量*1/輸入量(比率)】 単位:千トン
※世界のタコ消費量の約6割
平成11年:160/103(65%) 12年:163/116(71%) 13年:129/86(66%) 14年:130/74(57%) 15年:115/56(48%) 16年:107/53(50%) 17年:110/56(51%) 18年:98/48(49%) 19年:98/47(48%)
*1:供給量=国内生産量+輸入量(調製品(調理後冷凍したもの等)を除く)-輸出量 ※年々漁獲量が減り、供給量も減少


蛸壺漁開始

④蛸壺を上げる←(午前8時)→

引き上げた蛸壺がだんだん重なって

蛸壺をあげる

⑤さらに蛸壺を上げる←(午前9時)→

タコ取ったド~(^_^)v

蛸が取れた


元気なタコ

⑥お昼休憩です←(午前11時)→

ひと段落がついたところでお昼にします

タコ漁の様子

⑦壺漁再開←(午後12時)→

お昼がすんだら気合を入れて再開

タコ漁の様子2

⑧本日の漁果←(午後2時)→

取れたタコは船槽で活かして

船槽にタコ

あがったタコはもちろん船槽で活かして持ち帰りです。
 (^O^)/新鮮なタコをお届けしま~す

⑨帰港←(午後3時半)

事故もなく無事帰港できました(^_^)v

タコ漁終了

全工程、8時間ほど。帰港後、出荷に向けての作業がまっています。
美味しいタコを送るために活き絞め後すばやく冷凍します。

タコ漁がおわって